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変圧器の直流漏れ測定の試験方法

Dec 07, 2021伝言を残す

変圧器の直流漏れ測定試験、試験機器:直流高電圧発生器。

DC 高電圧発生器は、コントロール ボックスと倍電圧整流器の 2 つの部分で構成されます。 専用線を使用して 2 つの部分を接続します。 2台の計器の接地端子の一部は専用の接地線で確実に接地されており、放電棒も確実に接地されています。 すべての接地線は、テストされる製品の接地に接続する必要があります。 過電圧保護は試験電圧の1.1倍に設定されており、過電圧の上昇を防ぎます。 電界干渉環境試験(変電所など)がある場合は、試験装置と被試験製品との間にシールド線を使用して接続してください。 配線要件は絶縁抵抗測定と同じです。

本器は 220V 電源を使用します。

DC高電圧発生器を電源に接続して1分間ウォームアップした後、高電圧スイッチをオンにし、ブーストノブを回して電圧をブーストします。 試験終了後は、まず高圧スイッチを外し、放電棒を使用して試験品を放電してください。

直流高電圧発生器

テストプロセスと分析判断

試験電圧は次のとおりです。

巻線定格電圧 (kV) 220、試験電圧 DC (kV) 40; 巻線定格電圧 (kV) 110、試験電圧 DC (kV) 40; 巻線定格電圧 (kV) 35、試験電圧 DC (kV) 20; 巻線定格電圧 電圧 (kV) 20 以下、試験電圧 DC (kV) 10。

試験電圧は上表に従って実施してください。

ブースト速度はテスト製品の静電容量に応じて異なり、主制御マイクロアンメータ電流が大きすぎないようにする必要があります。 電圧上昇後1分間保持し、電流値を読み取り記録します。

昇圧中に異常事態(放電音、大きなコロナ音など)が発生した場合は、直ちに高圧電源を遮断し、試験品の配線に地絡放電がないか確認してください。

コロナによる漏れ電流の増加を抑えるためには、高圧線の配線の鋭利な角やバリを減らす必要があります。

夏場の漏れ電流が大きい場合、裸銅線を磁器瓶の表面中央に巻き付けて高電圧発生器のシールド線に接続することができます。

上記の対策を行っても漏れ電流が大きい場合には、絶縁抵抗測定や誘電損失測定と合わせて総合的に解析を行ってください。

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